親御さんの退院が近づいてきた時に、病院から「退院までに車椅子を準備してください」と言われると、
「介護保険でレンタルするべき?」
「購入するならどれを選べばいい?」
などと思ってしまうでしょう。高い買い物で失敗したくありませんからね。
親御さんへの介護の準備は、想像以上にやることが多いものです。介護サービスの手続き、通院の準備、自宅環境の見直しなど、気持ちの余裕がなくなることもあります。
そんな中で特に頭を縄ませるのが「車椅子選び」です。
特に、家族が後ろから押して使う介助式車椅子は種類が多く、何を基準に選べばいいのか分かりにくいと思うことでしょう。
結論からお伝えすると、
「通院や外出が中心」「デイサービス利用時」「家の中での移動やリハビリ」が主な用途なら、レンタルより購入の方が結果的に負担が少なくなるケースがあります。
今回は、購入がおすすめな理由と、失敗しない車椅子選びのポイントをわかりやすく解説します。
車椅子は購入とレンタル、どちらがお得?
介護保険を利用すると、車椅子を比較的安くレンタルできる場合があります。そのため、一見すると「レンタルの方が安い」と感じるかもしれません。
しかし、状況によっては購入した方が費用も手間も抑えられることがあります。
まずは車椅子のレンタルが向かないケースをご紹介。購入かレンタルか、ご家族に合った判断の参考にしてくださいね。
要支援1・2、または要介護1の場合
介護保険では、車椅子のレンタル対象にならないケースがあります。対象外になると、全額自己負担になるため、月々数千円かかることも珍しくありません。
数か月利用すると、購入価格に近づいてしまうケースもあります。
通院や外出の時だけ使う場合
「毎日使うわけではない」「月に数回しか使わない」といったケースなら、毎月レンタル料金を払い続けるより、一度購入した方が負担が少ない場合があります。
退院日まで時間がない場合
退院準備は想像以上に慌ただしいものです。
ケアマネジャーとの調整や福祉用具事業所の手続きなどを進めているうちに、「退院日に間に合わない」ということもあります。
ネット購入なら、早ければ数日で届くケースもあります。
最近では、「必要な時にすぐ使える安心感」を理由に購入を選ぶ方も増えています。
失敗しない介助式車椅子の選び方3つ
「安いものを選んで失敗したくない」
「親が使うものだから安全性は妥協したくない」
そう考える方は多いと思います。
実家用に購入するなら、次の3つをチェックしてみてください。
① 介助式タイプを選ぶ
介助式は、家族や介助者が後ろから押して使うタイプです。
タイヤがコンパクトなので、軽く扱いやすいのが特徴です。
車に積み込む場面も多いなら、介助式の方が使いやすいでしょう。
② ノーパンクタイヤを選ぶ
介護では、思わぬ手間が積み重なります。
その中でも意外と面倒なのがタイヤの空気管理です。
「久しぶりに使おうと思ったら空気が抜けていた…」
そんなトラブルを防ぐためにも、ノーパンクタイヤは便利です。
③ ブレーキ性能を確認する
坂道や雨の日でも安心して使うためには、ブレーキ性能も重要です。
特に手元で操作できる介助ブレーキがあると、安全性が高まります。
実家用として人気の「ハピネスコンパクト」が選ばれる理由
条件を満たす車椅子として、多くの方から支持されているのが「ハピネスコンパクト」です。
価格だけを見ると「本当に大丈夫?」と思うかもしれません。
しかし、使いやすさを考えた工夫が多く詰まっています。
軽量で車に積み込みやすい
購入後によくある後悔が、
「思ったより大きくて車に入らない…」
というケースです。
ハピネスコンパクトは脚部の取り外しが可能で、折りたたむとかなりコンパクトになります。
さらにアルミフレームを採用しているため、重量は約11kg。
女性や高齢の介助者でも扱いやすい重さです。
空気入れ不要で管理がラク
ノーパンクタイヤなので、空気管理の必要がありません。
急な通院の日でも、
「空気が抜けていて使えない…」
という心配が減ります。
室内でも使いやすい
実家は意外と段差や狭い廊下が多いものです。
コンパクト設計なので、家の中でも比較的扱いやすく、通院だけでなく日常生活でも活躍します。
好きな色を選べる
車椅子というと、病院で使うような無機質なイメージを持つ方もいます。
しかし、カラー展開が豊富なので、親御さんの好きな色を選べます。
「自分の好きな色だと少し気分が上がる」
そう感じる方も少なくありません。
介護では、こうした小さな気持ちの変化も意外と大切です。
まとめ|退院準備の負担を少しでも減らすために
親御さんの退院はうれしい反面、不安や忙しさが一気に押し寄せる時期でもあります。
車椅子は毎日使うものだからこそ、「価格だけ」で選ぶのではなく、使いやすさや将来的な負担まで考えることが大切です。
特に、
- 通院や外出中心
- デイサービス利用が多い
- 自宅内で使う予定がある
- レンタル手続きに時間をかけたくない
このような場合は、購入という選択肢も十分検討する価値があります。
毎日の介護負担を少しでも軽くして、親御さんとの外出や時間を気持ちよく過ごせる環境を整えていきましょう。


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