重度訪問介護に向いている人の特徴とは?現役ヘルパーがリアルに解説

介護・福祉

重い障がいを抱えている方々の生活をあらゆる角度で支える重度訪問介護のお仕事。

この職業に興味を持ったとしても、多くの人が

「本当に自分に合っているのかどうか分からない

と感じてしまうかもしれません。

結論から言うと、重度訪問介護は、向いている人と向いていない人がはっきり分かれる仕事なのです。

私は現役ヘルパーとして、

  • 重度訪問介護を長く続けている人
  • 数回入って合わずに離れた人

その両方を見てきました。

この記事では、

  • 重度訪問介護の仕事内容
  • 向いている人の具体的な特徴
  • 逆に、向いていない人の傾向

を、現場目線で正直にお伝えします。

重度訪問介護とはどんな仕事か(簡単に)

重度訪問介護は、重度の障がいがあり、日常生活に常時介助が必要な方の自宅に訪問し、
長時間にわたって生活全般を支援する仕事です。

主な特徴は、

  • 基本は「1対1」の支援
  • 1回の勤務が長時間(8時間〜24時間など)
  • 身体介護+生活援助+見守りが中心

となっています。

施設介護のように、「短時間で複数の利用者さんを次々対応する」という働き方ではありません。「1対1」だからこそ、確実かつ丁寧な介護が重要なのです。

最初はうまく噛み合わなくても数をこなせば、仕事が次第に楽しくなりますよ!

重度訪問介護に向いている人の特徴

重度訪問介護はどのような仕事なのかが理解できても、「本当に向いているのかな?」と思うでしょう。

ここからは、重度訪問介護の仕事に向いている人の特徴を、5つに分けて解説します。

① 1対1の関係性が苦にならない人

重度訪問介護では、同じ利用者さんと長時間、同じ空間で一緒に過ごします。

  • 会話が少ない時間
  • 何も起こらない待機時間

こうした時間も含めて仕事です。

利用者さんにもよりますが、あまりおしゃべりができなかったり、同じ光景をずっと見続けたりすることがあります。

一方で、落ち着いた関係性をじっくり築ける人や急ぎの作業が苦手な方には向いています。

② 待機時間を「無駄」と感じにくい人

重度訪問介護には生活に関するさまざまなサポートをしていくわけですが、待機と見守りも重要な仕事になるのです。

この時間を、

  • 落ち着いて見守ることができるか
  • 「暇で苦痛」と感じるか

で、向き不向きが大きく分かれます。

待機時間でも静かに過ごすこともあれば、自分から利用者さんのお部屋を掃除することもあります。

ただ見守るだけでなく、少しでも安心して過ごせる環境を整えておくことも仕事のひとつです。

③ マニュアル通りでなくても対応できる人

重度訪問介護は、利用者さんごとに支援内容が大きく異なります。

  • 同じ動作でもやり方が違う
  • 昨日と今日で体調が違う

そのため、柔軟に考えて動ける人が向いています。

「決まった手順がないと不安」
「想定外が苦手」

という人には、ストレスになることがあります。

④ 長時間勤務に抵抗が少ない人

重度訪問介護は1回の勤務時間が長い代わりに、

  • 勤務日数が少ない
  • まとまった収入を得やすい

という特徴があります。

「毎日短時間働くより、数日まとめて働きたい」という人には、生活リズムを作りやすい仕事です。

⑤ 利用者さんの“生活”に寄り添いたい人

重度訪問介護は、「作業」よりも「生活の伴走」に近い仕事です。

  • その人のペース
  • その人の価値観

を尊重しながら関わる必要があります。

効率重視・スピード重視の仕事が合わなかった人は、重度訪問介護に限らず介護全般の仕事がピッタリと感じる人もいますよ(私自身が当てはまります)。

重度訪問介護に向いていない人の特徴

逆に、次のような傾向がある人は、合わないと感じやすい可能性があります。

  • 短時間勤務が好き
  • 常に動いていたい
  • 人との距離が近すぎると疲れる
  • 変化や刺激を求める

これは「能力の問題」ではなく、働き方の好みの違いです。上記に当てはまらない方は、重度訪問介護のお仕事にトライしてはいかがでしょうか?

未経験から重度訪問介護を始める際の注意点

最後のチャプターでは、未経験から重度訪問介護の仕事を始める時の注意点についてお伝えしましょう。

いきなり一人立ちしない環境か

  • 同行期間はあるか
  • 相談できる体制があるか

この2点は必ず確認すべきです。

事業所によって異なりますが、特定の利用者さんを担当する際は、先輩ヘルパーとの研修が実施されます。

そこで介助時の重要なポイントや注意点を覚えておきましょう。

事業所ごとの差が大きい

  • シフトの組み方
  • 利用者さんとのマッチング
  • フォロー体制

同じ重度訪問介護でも、事業所によって働きやすさは大きく変わります。勤務希望日にシフトが入らないこともあるでしょう。

安心して働くためにも、担当スタッフに相談しましょう。

まとめ:重度訪問介護は「合う人には続けやすい」

  • 見守り時間や待機時間もあるが、結局楽な仕事ではない
  • しかし、向いている人には働きやすい
  • 合わなければ、無理に続ける必要はない

重度訪問介護は、
自分の性格や価値観と噛み合ったときに力を発揮する仕事です。

もし興味があるなら、「できるかどうか」ではなく

「どんな働き方が合うか」

という視点で考えてみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました